◎地盤工学分野の学生や技術者が有限要素解析を学ぶ際の参考書として、前身書を15年ぶりに改訂
◎各種解析プログラム(二次元弾性,三次元弾塑性,三次元飽和・不飽和浸透流)を収録し、FEMの初歩的操作の体験が可能
◎要望が多かった飽和不飽和浸透流解析や液状化解析を追加、そして新たな発展的話題として信頼性設計やCIMも追加

■主な内容:理論の解説だけでなく例題も取り入れ、理解が深まる内容・構成に改訂

<②有限要素法をわかる>　弾塑性有限要素法、静的解析・動的解析(全応力、弾塑性)

地盤技術者のためのFEMシリーズ②
有限要素法をわかる

第1章　弾塑性有限要素法の概要
1.1 観察事実を数学で記述する
1.2 弾塑性モデルの有効応力の原理
1.3 弾塑性モデルの基礎
1.4 非線形解析法
1.5 有限要素解析の手順

第2章　静的解析(全応力、弾塑性)
2.1 地盤のモデル化
2.2 有限要素の離散化
2.3 MC-DPモデル
2.4 静的解放における各種制御法
2.5 せん断強度逓減法
2.6 パラメータの決定
2.7 初期条件
2.8 プログラムの概要
2.9 計算問題(変形問題)
2.10計算問題(安定問題)

第3章　動的解析(全応力、弾塑性)
3.1 地盤のモデル化
3.2 有限要素の離散化
3.3 時刻歴応答解析
3.4 入力地震動とモデル境界
3.5 動的変形特性
3.6 弾完全塑生体(MC-DPモデル)とそのパラメータ
3.7 動的解析のための前処理(初期応力分布)
3.8 本書に収録されている動的解析プログラムの概要と例題
3.9 残留変形量予測以外の目的での地震応答解析の活用事例

付録:解析コードと例題(ダウンロード版)
　※巻末付録(袋とじページ)を参照
地盤技術者のためのFEMシリーズ②
・プリ/ポストプロセッサ「Geo-graphia2」
・解析コード「GA3D」　
・解析コード「Quake3d」
・例題